リンゴの種類
一口にリンゴと言っても、「ふじ」、「つがる」、「紅玉」・・・などなど色んな品種のリンゴがありますよね。そうした品種の他にもリンゴを分ける「名前」があるのをご存知でしたか?
それはリンゴの育て方に由来する名称なんです。
育て方によるリンゴの分け方
「有袋(ゆうたい)」と「無袋(むたい)」の違いって?
有袋は袋掛けをしたリンゴ、逆に無袋は袋掛けをせずにそのままの姿で育てたリンゴのことを言います。袋掛けとはテレビで見たことがあるかもしれませんが、初夏にリンゴ農家さんが紙製の袋でリンゴの見覆う作業のことです。
有袋リンゴの特徴
有袋リンゴは害虫からその実を守る為に袋をかぶせて栽培したことに始まっています。袋で覆うことで太陽光を浴びない為、甘さが控えめになりますが、一方で見た目にも発色が良く艶のあるリンゴになります、また貯蔵ができ日持ちがするようになると言われています。一般に4月以降に店頭に出回るのはこの有袋リンゴです。
無袋リンゴの特徴
一方、無袋リンゴは太陽の光を一杯に浴びて、袋掛けをしたリンゴよりも糖度の高い甘みに優れたリンゴになる傾向にあります。蜜が入った物の多くはこの無袋リンゴです。一般的に「サンふじ」とか「サンつがる」など「サン」がついているリンゴが「無袋リンゴ」になります。
ただし無体リンゴもいいことだけではなく、見た目に劣り日持ちもしないというデメリットがあります。一般に色むらが出易いので色むらが有るものは無袋リンゴである可能性が高いです。
今が旬のリンゴどっちを食べる?
どちらにもメリット・デメリットがあります。しかしこれからはリンゴの旬の季節。
今冬の岡井商店では、”りんご本来の旬の味を味わってほしい”という想いから、甘みに優れた無袋リンゴを中心に皆さまにお届けしていきます!