クリスマス直前ですが、そろそろお正月の準備に忙しくなってくる頃ですね。
お正月といえばおせち料理、見た目に豪華なおせちですが、最近では好みじゃないことも多いようでおせち離れなんていう話も最近はよく聞きますよね。とはいえ、おせち料理は味だけじゃなくてその一つ一つに色々なお願いを込めて準備する「縁起物」です。
そんなおせち料理の中から、バイヤー潤もあやかりたい1品を今回ご紹介します。それがクワイです。
そもそもクワイってどんな野菜?
クワイとは「慈姑」と書きますが、元々は「鍬芋」と書いていたようです。見た目のちょっと出ている芽の形が鍬に似ていたからそう呼ばれていたようです。そしてそのちょっと「芽がでている形」から「めでたい」という意味と「目が出るように」という意味から出世を祈念しておせちの食材として選ばれているようです。
「旬の食材百科」でクワイのことをもっと詳しく説明しています。
どう調理するの?
おせちで使う場合でも普段の調理でも、クワイの調理法の基本は煮物です。底を切って平らにし芽の部分を残して周りを六角形になるように切ります、あく抜きをして煮〆て行きます。基本はこれだけです。
あまり普段から食卓に並ぶ食材ではないですが、おせちで出てきたら出世を願いながら美味しく頂きましょう。